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確定申告と税金
確定申告の手続き
確定申告手続き 確定申告手続き
  法人にした時の申告手続き方法はどうしたらいいの?法人の確定申告の書類はどの様に作成して申告したら良いかなど、法人税の申告の手続き方法を解説しますのでシッカリ理解する様にしましょう。
確定申告手続き 確定申告手続き
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法人の確定申告とは 法人の決算時確定申告
法人の決算(確定申告)に必要な書類
 

会社の確定申告とは
確定申告の税金

法人の確定申告とは

まず初めに、決算とは何だろう。

初めての方は聞きなれない決算?

  • 法人の確定申告は、決められた納税方法と言う決まりの申告納税になっています。

 

法人(会社を設立)をつくったら、決まり事がたくさん出てきます。

その中の一つに、決算(決算時期)と言うものがあります。

決算とは会社設立した月。

 

  1. つまり、↑そこから数えて、ちょうど1年間経過した年の会社設立月の前月の事です。
  2. つまり、会社設立してから1年後に決算(確定申告)を行うのです。

法人の税金に関することは、厳しい決まりがありますのでとくに注意し、かつ、重要になります。

 

 

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確定申告が必要な人
確定申告手続きページ

 


会社の決算時確定申告
確定申告税

法人の決算時申告

 

 

決算申告

株式会社(法人)を設立した場合

  • 株主総会などの開催義務があり、株主に定期的に会社の経営の仕方や方針など、今の状態について報告をする義務があります。

 

また、決算のまとめなどあり、株主総会や社員総会で報告し賛同を求め合意を得る事などを行います。

 


法人には、決められた報告義務、役員総会などがあるのです。また監査役員などを置き会社を見守るなどもあります。

 

企業は、法律で定められた事項に沿って運営をするのです。

つまり決算も、その一つ決算時には、必ず決算の数字を出し決算書にまとめる義務もあります。

それが、法人の確定申告(決算)と言われるものです。

 

  • 事業年度内の収支について所得計算し、申告書に記入したら税務署に提出する義務のことです。
  • つまり、申告書を提出し納付するのは個人で商売する確定申告と同じで、その申告によって税額が確定します。



つまり法人税額は決算の報告内容から、税務署は法人税の確定をします。

 

法人の申告書の提出日

法人の申告提出期限は、原則として事業年度終了(決算月)の翌日から2ヶ月以内と決められています。

 

まとめ

法人の決算までに行う事

  1. 日々の収支を計算し帳簿もしくは会計ソフトに入力する
  2. 決算月には決算書を作成し始めます。※この時に記入ミスや手違いなど修正する所は速やかに行う事
  3. 法人の申告書に記入する。
    この申告書を基に法人税が確定されますので、慎重に記入して下さい。※自分で行う場合は、決算ソフトなどがありますので、その様な法人専用の会計ソフトを使うと案外楽に申告書を作成できます。

    ※法人税申告は、提出の期限が決められています。決算月から2ヶ月以内です。

 

※よく勘違いされている方がいますが、我社は赤字だから決算でも税務署に申告は要らないでしょ。と本気で言っている経営者さんがいますが、そんな事は絶対にありえませんよ。

当然ですが、その様な方に限って法人税申告書の用意が出来ていないのです。

 

補足

最要注意(ペナルティー)

当初の申告内容に、嘘や騙し隠ぺいがあり、悪質と判断された場合は、ペナルティー「重加算税」が課せられます。

 

無申告は修正申告と同じ作業ですが、税務署(国税庁)からの指摘にはペナルティーがずっと重くなるのです。

  • 本来よりも少なく申告(過少申告税)本来の税金の10〜15%
  • 申告そのものを忘れていた(無申告加算税)本来の税金の15〜20%

 

たとえ、知らずに本当に間違えた申告であっても「過少申告税」という税金が追徴課税や、うっかり忘れた申告は「無申告加算税」が課されます。

どちらにしても、高い税率10%〜20%ですよ。

 

例えば、100万円の税額でも、そのペナルティーの税額は約20万円時にはそれ以上になります。

出来る限りミスなくペナルティーを起こさない様に申告して下さい。

小さなミスが、「大きな損を作り出す」それが税金の制度だと言う事を頭に入れて置きましょう。

 

 

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確定申告手続きページ


 

法人の決算に必要な書類
確定申告法人税

法人の決算に必要な書類

 

 

申告に必要な提出する書類

※最寄りの税務署で若干ですが、提出する書類が変わりますので、それぞれお住いの管轄の税務署にお問い合わせください。

  • 決算報告書↓ 内訳
    1. 貸借対照表
    2. 損益計算書
    3. 株主資本等変動計算書
  • 法人税申告書
  • 都道府県民税申告書
  • 市町村民税申告書
  • 法人事業概況説明書
  • 勘定科目内訳明細書

 

法人の申告する税金

  1. 法人税
  2. 法人住民税(県税、市民税)
  3. 法人事業税

 

法人の経費

  • 消耗品や備品など
  • 地代や家賃など
  • 役員報酬など
  • 交際費の拡大など
  • 新聞図書など
  • 会議費や役員費など
  • 通信費など
  • 車両や運搬費など
  • 旅費交通費など
  • 接待交際費など
  • その他など

法人にする事により経費として扱われる費用が拡大されます。

つまり、税金の減額の幅が広がると言う事ですね。

 

決算で損失になった

決算計算により、損失(赤字)を出した場合は、その赤字の金額を翌年の決算の時に計上できるのです。

  • つまり、繰越欠損と言う事で所得から差し引く事が出来るのです。

つまり、これも大きな税金の減額が出来る要因になりますね。

 

 

その他

仮決算による中間申告とは

通常の確定申告と同じ計算式なる

式は別途、確定申告の←方法を参考にしてください。

 

  • 仮決算による中間申告のメリット

  1. 経営が不安定の方は資金繰りが楽になる
  2. 中間申告の半年の時期に業績次第で税額0円にもなる
  • 仮決算による中間申告のデメリット

  1. 通常の確定申告と同じなので税額が法人税率と異なり高めになる
  2. 半年に1回の決算なので年2回の確定申告となる
  3. (税理士など)決算料は2回支払う必要もある

 

 

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ココがPOINT
ココがPOINT

事業を初めて行う年にも税務署に必ず申告しなければいけません。法人の場合はとくに決まりがありますので、忘れない様に心掛ける事。事業=(イコール)申告の義務と考えましょう。また忘れたりすると修正申告が実行されますので必ず期日は絶対です。期日までに申告を行う様に。
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ココがPOINT
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