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減価償却とは減価償却とは何?
会社の経理の方や税理士さんに丸投げで、最初から理解しようと考えていない方が大半です。 そんな減価償却も、少し理解するだけで経営に役に立ちます。
減価償却は分割経費にする?例えば、数千万円で不動産所有をしたとします。
では、何年でも分割に経費として良いのか?それは出来ません。 耐用年数と言うもので決められています。
耐用年数とは?耐用年数は法律で決められています。 例えば、パソコンなどは4年間です。4年で費用分割せよと言う事です。 例えば、耐用年数が無ければ、不動産でも自動車でもパソコンでも自由に経費計上できる。 それを防ぎたいための策なのです。
簡単に説明しますと「会計年度の期首に」100万円の自動車を買ったとします。(耐用年数5年、定額法) 1.お金の流れは
2.会計上はどうなる?(減価償却)
また、新品や中古でも年数に変化をもたらします。
減価償却と認められない部分は?毎年分割経費と言う事で、経費計上できる部分に関しては良いのですが。
その他、残りの部分はどうなるのか。それは全て資産と言う形になります。
さすが日本のお偉い方が考えた税金の方式です。 そう易々と抜け道は作って貰えません。 例え、抜け道を作っても、すぐにフタをされてしまうのが日本の法律です。
数千万円の不動産購入でキャッシュは目減りします。 (但し経費は分割での事です) すると、1年目の損益計算書の費用には減価償却の額だけが計上される!
この様に、実際の事業の事は無視し考えて貰えず、矛盾が生じる事はお構いなし。と言うのも変な話です。 しかし、法律で決められている以上従うしかありませんね。
減価償却の方法ですが、以下の2つがあります。
個人事業者が、定率法で減価償却を行いたい場合は、「所得税の減価償却資産の償却方法の届出書」を所轄税務署へ提出する必要があります。 所得税の減価償却資産の償却方法の届出書テンプレート ダウンロード
黒字化にしたい場合 この方法を、推奨している訳ではありませんが、その年度だけの事を考え黒字化に計上したいと考えた場合。 車など数百万〜1千万円で購入し減価償却して黒字化へなど、赤字の会社経営よりもずっとイメージは良いですね。
減価償却メリット例えば、営業用に乗用車を新車を購入する と、耐用年数の6年ですが。 もし4年ほど使った中古車購入したとしたらどうなるでしょう?
新車200万円の乗用車を購入し250%定率法を使うとすると初年度1年目で834,000円減価償却費を計上です。 しかし、4年使った中古車(乗用車)を購入すると、なんと199万9999円も減価償却費を計上できるのです。
多くが経費にされる事により、税金の支払いが減るという事は嬉しい限りですね。 これを知っての経営者は中古品を購入する頻度が上がります。
また、融資を受ける際に、減価償却がいくらあるか? 減価償却が決め手になるケースがあります。
融資の評価に減価償却+経常利益 と言う考え方があるのはご存知ですか?
また、購入する場合は中古を狙い経費を削減しメリットを多く受けると良いでしょう。
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税務上は、原則として資産の取得価格が10万円を超えると減価償却の手続きにより費用(減価償却費)を計上することになります。 |
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