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妊娠初期症状から経過の状態。
●妊娠1ヶ月の状態。妊娠1カ月ではまだ妊娠の自覚はほとんどありません。でも、妊娠をすると、女性の体の中では、ホルモンがたくさん出てきます。 そのため、何か今までと違う体調の変化に気がつく人もいます。
●妊娠2ヶ月の状態妊娠かな?と思ったら、なるべく早く産婦人科を受診しましょう。診察と検査が行われます。
妊娠の場合は出産予定日を割り出します。出産予定日は超音波検査で行ないます。 妊娠11週ごろまでの赤ちゃんの大きさは、個人差がほとんどありません、妊娠の早い時期に頭殿長を測る事で正しい妊娠週数がわかり、出産予定日を正確に出すことができるのです。
●妊娠3ヶ月の状態妊娠により、つわりが我慢出来ない場合は家族につわりのつらさを伝えて、家事や食事など代わりに作ってほしいなどと具体的な手助けを求めましょう。また、あまりにもヒドイ場合は医師に相談しましょう。 妊娠すると食事が摂れない妊婦さんも、外に出て気分転換をしたり、外食をすると食べられることもあります。
●妊娠4ヶ月の状態妊娠後は体の外側だけでなく、内側でもさまざま変化が起こります。 妊娠そのものが普段と違う状態となっていますので、妊娠中の正常な体の状態についてよく知っておくことが大切です。 健診や母親学級を活用して、妊娠中の体の生理的な変化について知っておくと、もしもの事態に早めに気づくことができます。
●妊娠5ヶ月の状態
赤ちゃんはこのころから少しずつ音の区別がつくようになり更にはよく聞くママの声を記憶するようになりますのでコミュニケーションが必要です。お腹の赤ちゃんに向かって愛情を持って積極的に話しかけると良いでしょう。 また、妊娠した状態でも腟内には何種類かの細菌がいます。菌は、腟内を酸性にして悪玉菌が増えるのを防いでいる善玉菌がいます。 腟内で菌のバランスが崩れる事を細菌性腟症といい、セックスなどで悪玉菌が増えると、赤ちゃんを包む膜に感染して絨毛膜羊膜炎を起こしたりします。 そのため破水や早産が起こる心配がありますので覚えておきましょう。 妊娠の中期は、体全体がふっくらしてきます。ブラジャーやショーツなどのインナーが1サイズ大きくなる人もいますのでマタニティウエアの準備をするにはちょうどよいでしょう。
●妊娠6ヶ月の状態この時期は体重管理が重要です。体重増加の原因は赤ちゃんと胎盤、羊水や母体の血液や水分量の増加です。合わせると、約6kgから多くても8kgになります。これ以上の体重増加は、体についた皮下脂肪ということになります。 妊娠中の体重増加は10kg程度に抑えるのが理想的です。これ以上の増加は赤ちゃんやママにとってもいいことはありません。 とくに13kg以上の体重増加は、母体の血糖値が上昇して、体重4000g以上の巨大児出産の原因になりますし最悪は胎児ジストレス(胎児仮死)や新生児仮死による障害など起こる恐れがあります。 また、妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)を発症しやすくもなります。減食するのではなく、バランスのよい栄養を摂取するようにしましょう。
●妊娠7ヶ月の状態妊娠7ヶ月に入ると妊婦は循環する血液量が増えます。よって体温が高く汗もかきやすくなります。 夏は当然ですが、冬も厚着をしすぎたり室温が高くなると、暑くて不快感を感じる事があります。 グニュッとおなかが突き出て、赤ちゃんの足の形を感じます。積極的に呼びかけ話かけてコミュニケーションを楽しむようにしましょう。
●妊娠8ヶ月の状態妊娠の後期に入る時期になりますので食欲旺盛になります。出産までの健康的な体重維持に油断をするとあっと言う間に体重が増えてしまいますので栄養に気を使いながら努力しましょう。 体の変化が目立ってきますし、そろそろお産の準備も必要です。 赤ちゃん用品は、お産入院、退院の時に持っていくものなど準備するといいでしょう。 お産の入院準備や赤ちゃん用品の準備はおむつベイビーネット手続きが便利です。
●妊娠9ヶ月の状態いよいよ妊娠も9ヵ月目、お産の時期が近付いてきました、お産の時に赤ちゃんに感染する可能性のある病気がありますので頭に入れておきましょう。
まず、B群溶連菌に感染すると重症になる心配があります。また、クラミジアはクラミジア肺炎を起こす可能性があります。 また、妊婦健診では、母子感染の病気だけではなく、お産の為の検査が加わってきます。 おりものの量が増えたり、黄色みを帯びたりした時は診察を積極的に受けましょう。 早産の大半は、この細菌性腟症による卵膜の炎症が原因と言われています。 少し心配な事ばかり話しましたが、大切な赤ちゃんを守るためですので、しっかり把握しておき少しでも体調不良がある場合は早めの診察を受けてください。 また、里帰り出産を望むならこの時期には帰省したいですね。出産までに担当医に4,5回は診察して貰いたいです。 ●妊娠10ヶ月の状態
赤ちゃんが骨盤内へ下がってくるので、膀胱が圧迫されてトイレが近くなり、夜中も尿意を何度か感じるようになります。足の付け根あたりも、つるような感じになるでしょう。 万が一緊急の帝王切開手術になった時には、父親や家族の同意が必要です。 また、少量の出血に気がつくことがあります。これは、子宮収縮によって赤ちゃんを包んでいる卵膜が子宮から少しはがれるためです。 この症状があると数日内にお産が始まる場合があります。ただし、出血症状がない妊婦さんもいます。 また、陣痛が始まったら、まずは病院に連絡して指示を受けます。 更に、出血、腹痛、破水など、息苦しいなどのふだんと違う症状、兆候が始まったら、迷わずに夜中でも病院に連絡をして診察を受けるようにしましょう。 この時期の妊婦健診は1週に1回になります。 何かわからないことや不安なことは、健診時に質問して解決するようにしましょう。 聞きたいことは、必ず聞いておくようにしましょう。 あとはお産入院の準備ができているか、診察券や母子健康手帳、印鑑などの必需品は、いざという時にあわてないように用意をして置き場所を決めておきましょう。
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妊娠の会社報告。
妊娠したらいつ会社に言えば良いのか?
また、妊娠したら、いつまで働けば良いのか?など迷ってしまいますね。 会社に報告をするには、母親の体が安定期に入ってからの報告する事がよいでしょう。 今まで携わってきた仕事内容にもよりますが、仕事の引継ぎを早めにしなければいけない場合や都合上急がなければいけない場合などは妊娠が判明次第、会社へ報告し退職届けの準備や会社を辞める手続きなどをするとよいでしょう。 また、それと同時に出産手当金の受け取り申請の手続はシッカリ行ないましょう。 現実には仕事は出産前まで働くのは可能で実際に働いている妊婦も多くなってきましたが、定期健診で流産・早産の傾向があると診断されたママは自己判断にもよりますが早めに安静にするとよいでしょう。
母親の責任としまして、健康的な赤ちゃんを生む事が望ましい事です。体調管理やお腹の管理はしっかり行い丈夫な赤ちゃんを産むことに心がけをしましょう。 また、出産後の準備や経過の過程を知っていて損する事はありませんので学んでおきましょう。
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