噴火に備えた避難場所
噴火のレベルによる
- 噴火の災害対策は、噴火している火山のレベルに大きく影響します。
- また、どの程度、火山から離れている場所か?にも影響します。
当然ですが、火山付近にお住まいの方は、噴石や溶岩流・火砕流等の命を伴う被害が予想されます。
噴火した場合や、その後は速やかに迅速に避難することです。
考えている余裕などは無いと思うこと。
また、噴火の火口から離れているところに住んでいるから安心などと、思ってはいけません。
大きな噴火になればなるほど、火山灰の被害を受ける可能性が大なのです。
富士山などの大きな山が一旦噴火すれば東京・埼玉など離れた場所でも火山灰の積量は10センチを超えると言われ、生活に十分被害を与えます。
近代社会において、火山灰の影響は未知数です。
- 首都機能を維持できるか?
- 自宅や勤務先にて通常通りの生活を送れるか?
- 実際の被害対策を確認しなければ分かりません。
しかし、分からないからと言って何もしない訳にはいきません。
地震と違い、火山の降灰は数日で終わる場合もあれば、1年以上経っても続くという場合もあります。
噴火に備え避難場所の確認は出来ていますか?
いざ火山の噴火が起きると、噴火の活動も長引くことが考えられます。
また、避難となれば、不特定多数の人や初めて会った他人との共同生活を送る様になります。
- 他人との共同生活は思いのほか苦難と気遣いが多く。
- 徐々に避難所生活にストレスがたまります。
ストレスを溜めない工夫も考えなければいけません。
可能であれば、親類や親族などの血縁関係がある方など、避難先も考慮しておくと良いでしょう。
また、必ず避難経路の確認とシミュレーションは行うようにしてください。いざという時に困らないし安心感が増します。
また噴火の状況や噴火の被害が大きい場合
- 車の運転は逆に危険で緊急車両など通行の妨げになったりもします。
- また他の人にも迷惑をかける場合も十分考えられます。
いざ噴火の場合は、噴火警報や防災情報などをこまめに確認するんだと言う事を忘れずに。
噴火による環境の変化や被害が大きくなる前に避難をすることも意識の中に入れておきましょう。
- また、これは意外と重要な事ですが、車は常にガソリンを入れる様に心掛けてください。
- 冬の時期は車で暖気を取る事も出来るのです。
- 必ず半分以下にならない様にチェックして習慣をつけてください。
お住いのハザードマップを確認。
日本は火山大国です。全国各地の火山ごとに、もし噴火したらどの地域が危険なのか、また、どこに避難するのか?などを示した地図>ハザードマップと言うものがあります。
とくに火山付近の住民の方などは、自治体より強制配布されている場合も多く見受けられます。もし配布されていない場合は自治体に至急の確認をしてください。
ハザードマップを受取りましたら改めて確認してください。ハザードマップは命を繋ぐマップと心得てください。
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