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放射能放射線の被爆の予防対策汚染の予防対策
放射能放射線の被爆の予防対策汚染の予防対策手続き
放射能放射線の被爆の予防対策手続き 放射能放射線の被爆の予防対策手続き
  日本は原発が多く存在する国の一つです。また、破損などすれば大量の放射能が放出される事態になります。安全に運転を心掛け守られる事は言うまでもありません。ここで放射能と放射線予防と対策と手続きをきちんと把握しておきましょう。
放射能放射線の被爆の予防対策手続き 放射能放射線の被爆の予防対策手続き
放射能放射線の被爆の予防対策
放射能とは? 原発放射能・放射線から守る予防対策
   
 
放射能放射線の被爆の予防対策

放射能放射線の被爆の予防対策など放射能とは?

放射能放射線の被爆の予防対策放射能

放射能とは。

 

「放射能」というと、「怖い!」というイメージが付きまといますね。


では、放射能とは?一体何なんでしょうか?

 

放射能とは、放射線を放出する物で、放射線とは光のようなものです。目には見えない光です。

簡単に説明しますと、紫外線は目に見えない光です。イメージ的には紫外線のように目には見えない光と考えてください。

専門的に説明すると、原子核が放射線を放出する性質のことをいいます。原子核は、安定状態になるために放射線を放出しようとします。

 

  1. つまり、放射線を放出することにより、原子核になっていきます。これを原子核の壊変と言います。
  2. 放射能の強さを表す単位としてベクレル(Bqと下記に表します)が使われます。
  3. 原子核が1秒間に1個壊変する量が1ベクレル単位です。

 

  • 「放射線」にはアルファ線、ベータ線、ガンマ線の代表的な3種類の他、エックス線、中性子線、重粒子線などいろいろな種類があります。

 

放射線を浴びすぎると人体には良くはありません。

放射線と放射能の単位

対 象 単 位 説 明

放射線

(量)

Gy

(グレイ)

放射線が物質に当たったときその物質に吸収されるエネルギーを表す単位量の事。nGy/h(ナノグレイ毎時)やmGy/365日(ミリグレイ毎365日)

放射線

(数)

cpm
(シ-ピ-
エム)

1分あたりに計測された放射線の数の事。およその値を知るめやすとする。

放射能

(強弱)

Bq

(ベク
レル)

放射性物質の放射能の強さの事。放射性物質が1秒間に1回壊変することBq/l(ベクレル毎リットル)やBq/kg生(ベクレル毎キログラム生)
人体へ
の影響
Sv
(シ-ベ
ルト)
人体が放射線を浴びることにより与えられるエネルギーの量の事。外部被ばくや内部被ばく。

シーベルト単位(Sv)
放射線が人間の身体に与える影響の単位をシーベルト(Sv)と言います。 1シーベルトの千分の一が1ミリシーベルト、1ミリシーベルトの千分の一が1マイクロシーベルトです。

 


シーベルトが体に与える影響
胎児奇形を全く心配する必要が無い程度の数値が100ミリシーベルト以下の量です。

また、身体の血液中の変化が出るのは250ミリシーベルト以上、脱毛などは3000ミリシーベルト以上、皮膚に変化が起こり始めるのは5000-10000ミリシーベルト以上の量であると認知されています。

 

大量に放射線にさらされた場合。急性障害が生じる。一般的症状は、脱毛、皮膚出血斑(紫斑)、下痢、嘔吐、食欲不振、倦怠感、発熱などによる体の不調です。

 

全身に一度に4000ミリシーベルト以上被ばくしますと骨髄機能不全による死に至ることになります。

このように、健康に心配な影響を及ぼすのは、ある一定量(100ミリシーベルト)以上の被ばくで起きることであり、100ミリシーベルト以下であるなら全く心配ないと言う報告が出ています。

 

 

人間が1年に浴びる放射線量の平均値は。

 

地球上には極わずかですが天然の放射性物質があり、これらの物質からも常に放射線を浴びています。

またその他、宇宙線、食べ物、空気中、X線写真などから被ばくしています。私たちが1年間に被ばくする線量は、地域によって差がありますがおおよそ年間約2.4ミリシーベルトです。

 

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放射能放射線の被爆の予防対策手続きページ

 



原発放射能・放射線から守る予防対策

放射能放射線の被爆の予防対策放射能

被爆から守る予防と対策

 

原子力発電所から、もしもの事態に放出される放射能・放射線の被ばくから守る予防の対策手続き

 

放射線は距離や時間の二乗に反比例して弱くなります。

また、遮へい物でも、減衰させ弱めることができます。

 

アルファ線は薄紙などで、ベータ線はプラスチックやアルミニウム板、ガンマ線はコンクリートや鉛板などで遮へいできますが。

しかし、中性子線はコンクリートでは遮へい効果がありませんので、より注意が必要になります。

 

 

放射能予防方法は。

・屋内にいる事。

  • 室内にいる場合はドアや窓を閉め、換気扇やエアコンなどを止めるようにしましょう。

 

・外にいる場合。

  • 屋外にいたり、外出移動したりする場合はマスクや、タオル、ハンカチを水でぬらして 口や鼻を覆うと放射性物質の体内への吸い込みを防ぐ効果があります。

 

 

・服装は。

  • 皮膚の露出は抑えることが大切です。

 

 

・放射能汚染の時の外出時の服装は。

  • ポリエチレン製レインコートを着る
  • 帽子をかぶる事
  • 防じんゴーグルをする事
  • 防じんマスクをする事
  • 調理用手袋などをはめる
  • くつはポリ袋で二重に包み込む事。

    とにかく外気とふれないようにする事が肝心です。

 

 

・食べ物は。

  • 食べ物によって体内に放射性物質を取り込む「内部被ばく」事も防がなければなりません。
  • ※内部被ばく、体内に放射性物質が蓄積されると、長期間にわたって放射線の影響を受けます。
  • 水道の飲料水や井戸水、それに屋外にある野菜や食べ物は、指示があるまで食べないようにしましょう。

 

 

・外出から帰宅する場合は。

  • 屋外から帰宅した場合は、衣服を着替え(被ばく量が多い場合は衣服は捨てる事)顔や手を洗うことが必要です。

 

防塵マスク

  • 放射能の微粒子は一般のマスクでは防ぐことができません。 放射能対策には国家検定合格の「DS2」と「DS3」というマスクを用意しましょう。被爆の予防対策放射能防塵マスクはコチラからどうぞ

 

 

化学防護服

 

 

ガイガーカウンター

 

 

注意する事。

体内に取り込む>放射線を防ぐ事は最も重要です。

体内に放射線を取り込んでしまうと特に症状が出やすいのは、放射性ヨウ素による甲状腺の異常です。
体内のヨウ素は70〜80%が甲状腺にあります。放射性ヨウ素が体内に入ると、甲状腺に集まってきます。

つまり、甲状腺ガンを引き起こす原因となります。特に若い人の発がん性率が高くなります。

 

 

予防として。

 

体内に取り込むヨウ素は、一定量以上になると蓄積できずに排泄しようとします。

体内には事前に良いヨウ素をMAXレベルに蓄積させておく事が良いとされます。

その作用を利用して放射性ヨウ素を取り込んでしまった場合にも体外へ排泄しようとします。

つまり内部被ばくを避けることが出来ます。


 

ヨウ素の取得方法。

ドラッグストアー、コンビニなどでビタミン錠剤で購入できます。

また、ヨウ素を多く含む食材は以下を参考にして下さい。
  • 乾燥昆布一切れ当り1枚1グラム
  • トロロ昆布大さじ当り1グラム
  • 乾燥ワカメ1枚当り5グラム
  • いわし中2匹当り96グラム
  • 塩鮭1切れ当り60グラム
  • 寒天1角の半分当り4グラム
  • さば1切れ当り100グラム
  • かつお1切れ当り100グラム
  • 焼き海苔10枚当り3グラム
  • ぶり1切れ当り80グラム

※放射能及び放射線をただ単に怖いと言うだけでなく、シッカリとした知識を身につける事!

 

もしもの時に、冷静に行動して、事前に備える姿勢が求められます。

放射線を体外はもちろんですが、体内にも吸収させない為にも予防と防御を強化するようにしてください。

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放射能の防護服はココからどうぞ
被爆の予防対策放射線量測定はコチラからどうぞ

 

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放射能放射線の被爆の予防対策
ココがPOINT

放射線から身体を守るには、放射線が強い場合は素早く避難すること、放射線が弱ければ屋内待避することだけでも有効的(コンクリート建物は更に良い)です。つまり、放射線から身体を守るには基本「距離」「時間」「遮蔽(しゃへい)」です。
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