以下のことが守られていない業者は、悪徳・違法業者といえます。
●トラックのナンバー
引越し業者のトラックは、緑ナンバーと黒ナンバーが基本です。
まれに忙しい時期には白ナンバーのトラックを使うことも。ただし、これは陸運局の許可を得たものです。
引越しシーズンでもないのに白ナンバーのトラックがきたら、「ん?」と思っていいでしょう。
●値引率
「半額!」などの高い値引率にも要注意。
もともとの基本料金を高く設定しておき、値引率を上げている場合もあるのです。合い見積もりを取らないと、意外と高い料金を取られていることに気づかないかも…。
●サービス品
まだ成約していないのに、見積もりの時点でダンボールなどを置いて帰る引越し業者があります。
でも、これを受け取ると予約したものとされ、他の業者に発注した場合にキャンセル料を取られることも。
こういったトラブルは多いので、成約するまではサービス品は受け取らないほうがいいでしょう。
また、契約が成約していても、サービス品などの提供を受けていなければ、3日前まで無料でキャンセルできることも覚えておきましょう。
●見積書のチェックを忘れずに
事業所名・所在地・電話番号・許可件名・許可番号・業者番号などは書かれていますか?
何が有料オプションで、何がサービスなのか明確になっていますか?
作業内容について、きちんと書かれていますか?
これらの情報は、悪徳・違法業者を見分ける上でとても大切です。必ずチェックしておいてくださいね。
●見積もりの際に「引越し運送約款」の提示があったか?
引越し業者には、正式な見積もりの際に「引越し運送約款」というのを契約者に見せる義務があります。
これは引越しの契約書。必ずチェックしてください。
そしてこの中には、
「予約金や手付金の支払い義務はないこと」
「何のサービスも受けていない場合は、3日前までは無料でキャンセルできること」
「引越し業者から、引越しの2日前まで何の連絡もない場合、当日キャンセルも無料でできること」
「特別な引越し契約でない場合、料金は後払いであること」
などが書かれています。内容も必ずよく読みましょう。
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