あなたが受けるマタハラと対応
マタハラは何処で起きている
マタハラの原因はどこ。
- 上司や同僚などが問題
- 会社自体が問題
- 1.上司や同僚が問題
- この様な場合は、会社自身も知らないケースが多く、改善策があります。
- 2.会社自体が問題
- 会社ぐるみでの場合は、厄介な話となります。
- つまり会社の経営状況が引き金になっている事も多くあります。
- この様な場合は転職や退職を視野に裁判で訴える事も十分考えられます。
女性を決めつける
いまだに、時代錯誤している男性は多くいる。
- 男は働き、女は家で家族の安らぎなどの様な時代が昭和初期から止まってしまった男性がいるのです。
- 働き方や家庭の在り方などを決めつける。
- 職場にいずらい雰囲気と言葉を必要以上に言って来るマタハラ男性は非常に多くいます。
基本的に、時代錯誤男で現社会とズレ感覚なので、あまり気にしないで良いでしょう。
高圧的な言い分
- 妊娠は病気では無いので甘えは許さないとか、子育ては誰でもやって来ているなど。
- 当たり前だ的な理由で、今まで通りの勤務体制を強要する上司など。
- つまり、妊婦に合わせた勤務や仕事時間を優先することも一切ない。
- 更には、残業まで通常通りに指示するなど。
- それが出来なければ、会社にいられないなどのマタハラ行為。
つまり、精神的にも肉体的にも疲労と共に追い込まれる状態になる。
この様なマタハラは深刻です。即対応を取らなくてはあなたがダウンしてしまいます。
ネチネチ伝えて来る
- 妊娠や出産したら同じような働きは出来ないよね?と質問形式で聞いて来る。
- また、絶対に、今までの様には無理だよねなど、分かっている事を何度も聞いて来る。
- そしたら、また負担が大きくなっちゃうよ。
- どうしたらいいかな?などネチネチとマタハラを繰り返し。
- でも出来る限りの事は応対して貰えるでしょ。
- お腹が大きくなるまでは全然無理では無いでしょ。など心無い言葉を連発してくるマタハラ。
この様なネチネチ型の場合は、ハッキリと無理なものは無理と答える。
答え方は、柔らかくごめんね、少し無理かも?でも頑張れる所まではやる様に努力するね。など伝えます。
会社が高圧的
- 我社は、そこまで余裕がある会社では無いからなど、妊娠や子育てを理由に給与減額や降格をさせる。
- つまり、妊婦に罪悪感を持たせ自主的に退職する様に企てる。
- 更に、子どもの給付など支援は一切無いからなど
- 早くやめた方が良い的な言葉を連発する会社のマタハラです。
この場合は、会社相手なので少し厄介な話となりますが、基本的に守られているのは妊婦の方なので大丈夫なのです。
でも、会社に居心地が良い訳はありませんね。
会社を相手に、精神的苦痛の代償として訴えると言う方法も視野に入れましょう。
やっぱり辛い苦しい
- マタハラを受けている人は一種のマインドコントロール状態になっている場合もあります。
つまり
- 会社や上司、同僚の言う事が正しい
- 俺なんか、私なんか全然ダメ
- 言われて当然の人間だ
- つまり、全てが受入れ体制となってしまうのも特徴です。
自分を責める
- 妊娠したことで会社や上司、同僚に迷惑をかけてしまう。
- つまり、自分が招いた事だから、言われて当然。
会社を辞めたい
マタハラに悩み続け会社を辞めたいという方も多くいます。
ですが、
- 今、辞めたら生活が大変
- 妊婦では転職は出来ない
- 出来る所まで働いていたい
など考えるなら、現会社で改善策を講じてみるのが先決です。
マタハラの対応
友人に相談
友人は親身に聞いて貰えますが、その立場や状況を見ていないので、やはりどこか理解して貰えなかったりしますね。
- そんな上司や同僚無視したらいいよ。とか
- あまり気にしないでと言われる事も多く
- 気にしないで済めば何も問題などは起きないのです。
やはり、当人でしか分からない辛く苦しい現実がそこにあると言う事なのです。
1.同僚や先輩
同僚や気の合う先輩に相談する。
- つまり、自分が日々受けているマタハラを理解して貰っている同僚や先輩に相談し打開策を探る事。
- 上司だけの問題なら同僚や先輩と一緒に会社に訴えて貰うなどをお願いする。
また、同僚や先輩も怖がって、その事実を証明して貰えないケースもありますが、それは仕方がない事です。
あなたも、怖い様に同僚や先輩も怖いので、そこは理解してあげてくださいね。
2.会社に伝える
マタハラが部署や組織ぐるみの行為または上司のマタハラの場合など
- 社長や上層部に直接に伝えに行く事です。
- その時に、シッカリとアポイントは取り時間を作って貰う事。
- この様なマタハラは会社としてもイメージダウンする事なので、出来れば問題にしたくない会社が多くいるのも事実です。
つまり、あなたの訴えは上司の躾(しつけ)だと言う事で処理されてしまう可能性も多くあるのです。
打開策は、証拠となるものを持っていくのです。
例えば
- マタハラを受けていると証言して貰える同僚や先輩
- マタハラを受けている録音や録画など
つまり、その様なものがあって初めて会社がマタハラに理解を示し改善したケースは多くあります。
3.マタハラ上司
マタハラを行う上司に直接、伝える。
マタハラを行う上司は
- 自分が正しいと思い込んでいる
- 自分の力を保持したい
- そう思っている人がほとんどだからです。
つまり、あなたを代表にして周りに知らしめているのです。
だから
あなたが毅然とした態度で言う事でマタハラが無くなるケースが多く報告されています。
- 何故?必要以上に責めるのか?
- 何故?集中的にあからさまな攻撃をするのか?
- 何故?同僚の前で馬鹿にするのか?
- 妊娠がそんなにいけない事か?
- その様な嫌がらせは今後一切やめてください。
- とにかく、大きな声で堂々とハッキリと伝える事。
- 自信なさげに言うのは逆効果となる。
- 泣きながら言うのはもっとダメ絶対にNGです。
※同僚や先輩に、直接マタハラ上司に伝えた時に、何かあったらカバって欲しいと伝えておくと良い。
マタハラが改善しない
上記の様な方法でも改善出来ない場合
- 法的な処置で改善する方法があります。
- 上司や同僚つまり会社自身を訴えると言う事になります。
但し、この打開策は最終的な方法となり、あなたが会社を退職する覚悟の上で行うと言う事になりそうです。
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