スキミング被害とは、カードの情報を第三者によって特別な機械で盗み取り複製され、それを不正に利用される事により蒙る被害のことです。
例えばショッピングなどで貴方がクレジットカードを利用した際、第三者が会計にまぎれてこっそりと、そのカードを複製したとします。
もちろん貴方の手元にはカードが戻ってきているので、初めはまさかそのカードがスキミングされているとは気がつきません。
が、複製した相手はそれをいいことに、その情報を盗み取ったカードを自分の好きに使ってしまいます。
そして次月に貴方の手元に請求書が届いた時、身に覚えの無いキャッシングやショッピング明細も一緒に列挙されていた・・・現在では、このような恐ろしい事が実際に起こりえるのです。
たとえデパートなどで買い物をするとはいえ、自分の目の見えないところでカードの処理等をされていると、不安です。
店員全てを疑えと言う訳ではありませんが、レジで会計をしている時は極力その作業から目を離さないようも心がけましょう。
また現在では、銀行のATMなどからカード情報を読み取る無線式のスキミング詐欺も急増しています。
暗証番号を定期的に変更する、必要な時以外はキャッシュカードを持ち歩かない…等、日常的に危機意識を持つようにしましょう。